Otona no Bar Story

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スティルダムジン「スタンダード」新着!!

最近、何やら新しい感染症がはやり始めている。薬もワクチンもまだ開発されていないために、ロックダウンとはならなくても緊急事態宣言が発令されたりして飲食店は大打撃だ。まぁ、当店は昔から暇な店なので影響は少ないと思っていたが、 […]

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マルス“ラッキーキャット”新着!!

「遅いなぁ」とBARには珍しく三つもある時計を見渡して、独り言を言っていた。10時には来ると昨夜電話でそう言っていたはずなのに、と少しイライラとどこか緊張しているようで落ち着かない。何年振りだろうか、いつもカウンターの決 […]

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コスモポリタン“ぷらざ3月号・最終回”新着!!

今日はなんだか落ち着かない。そう、皆様もお気づきでしょう。いつもの常連さんが彼女を連れて来る日なのです。『ありがとうございました。』とお客様を見送り、誰もいなくなった店内に戻った。洗い物を下げて、カウンターの中に入った。 […]

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ブルームーン“ぷらざ2月号”新着!!

2009年が終わり、新しい年になってひと月が過ぎた。いつもの常連さんは、相変わらず同じ席でハイボールを飲んでいる。しかし、今までと一つだけ違うものがある。それは、その常連さんに同級生の彼女が出来たらしい事だ。「マスター! […]

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スカイボール“ぷらざ1月号”新着!!

「マスター!」といつもの角の席から声がした。『はい。お代わりですか?』「それもだけど、マスターの血液型って何型なんですか?」『お店を見れば分かるでしょ!典型的なA型ですよ。』「やっぱりねぇ。だから僕と相性がいいんだ。僕、 […]

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フェアリーテール(オリジナル)“ぷらざ12月号”新着!!

予定通りの時間に、扉が開いた。言わずと知れたいつもの常連さんである。『いらっしゃい!』と声をかけ、ハイボールをつくって角の席へ運んだ。「マスター。今日は、すぐ帰りますから。」『そ、そうなの・・・。ところで、誕生会はどうだ […]

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マンハッタン“ぷらざ11月号”新着!!

『お代わりは?』と角の席のいつもの常連さんに声をかけた。「じゃぁ、同じの・・・。」と気持ちも目線もどこか遠くを向いてるような返事の常連さんにハイボールをつくり空のグラスと取り替えた。『はい!どうぞ!』「あ、ありがとう。ね […]

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マルガリータ“ぷらざ10月号”新着!!

『いらっしゃいませ!』と入口の方へ身体を向けた。「こんばんは!ご無沙汰しててごめんなさい!」と笑みを浮かべながら一人の女性が入ってきた。『ホント、久しぶりですね。』と返しながら、オシボリを渡し、コースターをその女性の前に […]

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ハネムーン“ぷらざ9月号”新着!!

カウンター角の席から氷の鳴る音がした。『お代わりしようか?』「じゃぁ、もう一杯飲もうかな…。」といつもの常連さんが、少々疲れた様子で声を出した。『はい。どうぞ!ハイボール!』とお代わりを空のグラスと取り替えた。『どうした […]

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フローズン・ダイキリ“ぷらざ8月号”新着!!

「ねぇ。マスター。」と角の席から声がした。いつも常連さんが来たのは、店の開店とほぼ同時だった。1杯目のハイボールは、ビールのごとく喉に一気に流し込んでしまい、2杯目も半分ぐらい飲んだ後だった。『はい、何でしょう?』「最近 […]

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